用か美か、羽根が生える椅子
見てきました「彫刻家 つくる家具 塗る現代漆展」。

まずは「鳥になれる椅子」(佐々木雅子さん)。座ると、ちょうど人から羽根が生えたようになるんです。写真が傾いているのは、人間が傾いているからです。へたくそな写真でごめんなさい。
続いて、同じ佐々木さんの「咲くテーブル」。このお花を中心に何を語らいあうのでしょうか。ちなみに、どの作品も漆工家の真境名(まじきな)伊久里さんの手によって、漆で仕上げてあります。

同じ佐々木さんの「時を知らせる葉」。説明では、葉が針の役割です。「しばらくして、見ると少しだけ向きが変わっている」(小藤田さん)そう。ゆっくりと時が流れそうです。付け加えると、午後2時ごろです。

「haco-森-」(越智彩さん)。箱は大理石に漆塗り。そのミスマッチ感?に驚かされます。中の濃い茶部分が鏡面のように磨かれていて、木のふたをとって、のぞくと、その人などを映し出します。「haco-山-」と2作品を出展。

「HEART」(国松希根太)。これも椅子なのか、椅子でしょう。圧倒的な質感、カツラ材だそうですが、素材感が伝わってきます。我が家にも一脚?ほしいという気持ちを起こさせます。テーブルとしてもよさそう。

「四肢」(小林陽介さん)。下の作品名は失念。


そして帯広出身の彫刻家坂東優さんの十二心色。かわいらしい椅子です。大人には小さく感じられます。座面がぴかぴかで座ることがためらわれます。漆で白色を出せないということで、卵の殻を使っているとか。これは難しい、写真に写すのが…。

1988年に廃校になった北伏古小学校校舎を改造したギャラリー兼アトリエで、10日まで開かれています。ギャラリーの雰囲気もいい感じです。
会場に行こうと車で出発したまではよかったのですが、いきなり逆方向のメムロの西士狩、北明に向かってしまいました。地元の美術家さんたちのアトリエと勘違いしていたのです。情けなや。大回りして、ようやく到着です。ゴールデンウィーク明けのせいか、お客は私だけ。主催者の小藤田さんが迎えてくれて、丁寧に説明してくれました。ありがとうございます。
帯広s













