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新聞紙からバイオエタノールを作る-第2話 めぐり遭い

2009 5月29日 14:08  1,119 views  このエントリをはてなブックマークに追加このエントリをdel.icio.usに追加このエントリをLivedoor Clipに追加このエントリをYahoo!ブックマークに追加このエントリをFC2ブックマークに追加このエントリをNifty Clipに追加このエントリをPOOKMARK. Airlinesに追加このエントリをBuzzurl(バザール)に追加このエントリをChoixに追加このエントリをnewsingに追加
by 特派員A

~これまでのあらすじ~

 新聞紙からバイオエタノールを作るために、まず我々は新聞紙を分解できる微生物を求め山中に入った。そして元気な微生物がたくさん住んでいそうな肥沃な土を採取し、帰路に着くのであった。(『第1話 探索』はこちら

 

第1話の山中の話から一転、第2話は研究室での話である。

 

第2話 めぐり遭い

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地球上には星の数をはるかに超える微生物が住んでいる。

わずか1gの土の中には数百万~数十億個の微生物がいると言われている。

 

また、微生物と単に言っても、

その種類の数は未知数と表されるくらいに多い。

 

そんな中から今回は、

新聞紙を分解できる微生物を1つ1つ分離する。

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微生物を土の中から分離する方法は口で言うと簡単だが、実際には地道な作業の積み重ねである。

それは希釈平板法という方法を使う。

土1gを水に懸濁し、これを薄めていくことで微生物の数を

1億(推定)→1000万→100万→10万→1万→1000→100個のように濃度を調整していく(下図参照)。

 そしてこの濃度が薄まったものを、

プレート上の培地(微生物の成育に必要な栄養が入ったもの)の上に塗り、培養するのである。↓イメージ

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すると↓な感じに微生物の塊(コロニー)が、1つ1つ点々と目に見える形で現れる。

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この状態では、まだいろんな種類の微生物がまだ混在しているので、

これらを一つ一つに分けて培養する。

すると↓な感じになる。

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一連の作業を繰り返すこと数百回、

計算上、数億~数百億個の中から、最終的にわずか500個程度を得た。

この微生物たちとのめぐり遭いは運命なのか、それとも・・・。

 

この過程に費やした期間は約1年。

だが、積み重ねたのは年月だけではない。

シャーレ(プレート)の山、山、山。

img_3059

使用したシャーレの枚数は約1万枚。

これを仮に縦に積み重ねたとしよう。

そうすると高さはなんと135mにまで達する。

これはかの有名なクフ王のピラミッドの高さに匹敵するのだ!!!

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(写真:ピラミッドの風景写真より

 

・・・

バイオエタノールへの道はまだまだ続く。

 

次回へとつづく

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