鳥
2009 3月11日 17:13 1,274 views

手が荒れてカサカサしていた友達が
「私の皮膚はゾウの皮膚」
と言って、笑わせてくれた
彼女が作る料理はとても美味しい
まだ知り合って間もない頃
初めてアパートに遊びに行った時に出してくれたビーフシチューは
今でも鮮明に思い出せるほど、衝撃的な美味しさだった。
お袋の味と現代の洋食の味を兼ね備えた料理を
まだ18歳の若者が作るだなんて、私には到底できっこないことだった。
縁あって
数年後、私は彼女の家に数ヶ月住み込んでしまうのだが
味噌汁の具がほうれん草であっても、これまた美味しかった。
ただ一度だけ、茶碗に盛られた米の中に、大量にいなきびが入っていた時は
「鳥じゃないんだよ」と、彼女の料理を残してしまった。
なんだか、わるいことをしたな。
ごめんなさい。













