歴史の生き証人
2009 3月19日 08:45 1,733 views
靖国神社を初めて訪れました。今年、創立140周年の節目を迎えます。
境内にある資料展示施設「遊就館」にも足を運びました。時間がなく、玄関ホールのみを見学。すると、あるご高齢の男性5人組から写真撮影を依頼されたのでした。
彼らが並んでいたのは、展示物であるC56型蒸気機関車の前。この機関車、第2次世界大戦中、タイとミャンマー(ビルマ)を結ぶ物資輸送路として、日本軍により建設・運行された泰緬鉄道で使われた車両だそうです。

聞くと、皆さん戦時中にこの機関車に乗って、ともに生き抜いた戦友だとのこと。定期的にこうして集まっては、旧交を温めているのだそう。
「ビルマのうっそうとした森の中を走ったのが鮮明に記憶に残ってるよ。昔は数十人の仲間がいたんだが、すっかり仲間が少なくなってしまった。我々ももう90歳になるしねぇ」
男性たちの肌のツヤ、話しぶり、カクシャクとした様子に驚いてしまいました。皆さん、本当にお若い。
それにしても、当事者の肉声に勝る歴史資料はありません。同神社の滞在時間は本当に短いものでしたが、貴重な出会いを得られた意義あるひとときとなりました。













